最高裁判所判事
渡邉惠理子(わたなべえりこ)
(昭和33年12月27日生)
略歴
- 昭和58年
- 東北大学法学部卒業
- 昭和61年
- 司法修習生
- 昭和63年
- 弁護士名簿登録(第一東京弁護士会)
- 平成6年
- University of Washington (LL.M.) School of Law 修了
- 平成7年
- 弁護士登録取消
- 平成7年
- 公正取引委員会事務総局勤務
- 平成10年
- 弁護士名簿登録(第一東京弁護士会)
- 平成16年
- 慶應義塾大学法科大学院教授
- 平成19年
- 内閣府官民競争入札等監理委員会委員
- 平成24年
- 日本放送協会経営委員会委員・監査委員
- 令和元年
- 司法試験考査委員(経済法)
- 令和2年
- 国立大学法人お茶の水女子大学監事
- 令和3年7月16日
- 最高裁判所判事
信条,趣味など
裁判官としての心構え
裁判を通じて具体的な争訟(事案)について公平・妥当な判断を示すことがまず重要であると考えています。また,同時に,最高裁の判断がその後の事案において先例としてどのように使われていくのかということも想定して,法が正しく機能するように最善の努力をしたいと考えています。
好きな言葉
一所懸命
印象に残った本
塩野七生「ローマ人の物語」,「コンスタンティノープルの陥落」及び「海の都の物語 ヴェネツィア共和国の一千年」など
ピーター・トレメイン「修道女フィデルマシリーズ」(7世紀頃のアイルランドの法制度を背景とする推理小説)
趣味
落語(を聴くこと)
中島みゆき(を聴くこと)
読書(特にコージーミステリィ(日常的な生活で遭遇した事件の謎を解く推理小説)や歴史小説が好きです。)
最高裁において関与した主要な裁判
※判示事項欄に「(裁判要旨)」の記載のある判決等の裁判要旨は,暫定的なものであり,確定した段階で変更される場合があります。