裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和44(あ)2208
- 事件名
強盗強姦、窃盗
- 裁判年月日
昭和45年6月11日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
その他
- 判例集等巻・号・頁
集刑 第176号537頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和44年10月8日
- 判示事項
未決勾留日数の算入につき違法があるとされた事例―懲役刑執行と未決勾留との競合―
- 裁判要旨
原審が第一審判決の本刑に算入した原審における未決勾留日数のうち、被告人の控訴申立をした日から仮出獄の取消による残刑の執行開始の前日までの三八日間を超える分は、確定刑の執行と重複することが明らかであり、原判決中原審の未決勾留日数を本刑に算入した部分は、当裁判所の判例(昭和二九年(あ)第三八九号同三二年一二月二五日大法廷判決、刑集一一巻一四号三三七七頁)に反して刑法二一条を適用した違法がある。
- 参照法条
刑法21条
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