受験から採用までの流れ

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※申込受付期間、試験日などの具体的な日程については、当該試験の受験案内をご覧ください。

1. 受験案内のウェブサイト掲載時期

裁判所職員採用総合職試験(裁判所事務官、家庭裁判所調査官補)
裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、大卒程度区分)
2月中旬
裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、高卒者区分)5月下旬

2. 受験申込み

インターネットで申込みを行ってください。

申込受付期間に、申込専用アドレスへアクセスしてください(申込専用アドレスは、受験案内に掲載します。)。
申込みは、「事前登録」と「申込受付」の2段階になっています。「事前登録」だけでは申込完了にはなりませんので、御注意ください。

3. 受験申込受付

裁判所職員採用総合職試験(裁判所事務官、家庭裁判所調査官補)
裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、大卒程度区分)
3月中旬
裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、高卒者区分)7月上旬

4. 第1次試験

第1次試験日に実施する試験及び試験種目は次のとおりです。

裁判所職員採用
総合職試験
(裁判所事務官)
第1次試験基礎能力試験(多肢選択式)
専門試験(多肢選択式)
第2次試験専門試験(記述式)のうち「憲法」
(特例希望者は、論文試験(小論文))
裁判所職員採用
総合職試験
(家庭裁判所調査官補)
第1次試験基礎能力試験(多肢選択式)
裁判所職員採用
一般職試験
(裁判所事務官、大卒程度区分)
第1次試験基礎能力試験(多肢選択式)
専門試験(多肢選択式)
第2次試験専門試験(記述式)「憲法」
論文試験(小論文)
裁判所職員採用
一般職試験
(裁判所事務官、高卒者区分)
第1次試験基礎能力試験(多肢選択式)
作文試験

5. 第1次試験 合格発表

合格者には合格通知書を送付します。

合格者の受験番号は、合格発表日の午前9時00分頃に、このサイトの合格発表において発表します(発表直後はアクセスが集中し、つながりにくくなることがあります。その場合は、しばらく時間をおいてから再度アクセスしてください。)。

6. 第2次試験

第2次試験は試験の種類ごとに異なります。

なお、第1次試験において一般職試験(裁判所事務官、大卒程度区分)の合格者と決定された総合職試験(裁判所事務官)の特例希望者については、第2次試験以降は、一般職試験(裁判所事務官、大卒程度区分)受験者と同じ取扱いになります。

裁判所職員採用総合職試験(裁判所事務官)

  1. 第2次試験 筆記試験
    政策論文試験(記述式)と専門試験(記述式)を実施します。
    院卒者区分受験者は、専門試験(記述式)のうち「民法、刑法、訴訟法」を実施します。
    大卒程度区分受験者は、専門試験(記述式)のうち「民法、刑法」を実施します。
  2. 第2次試験 人物試験
    個別面接を実施します。
  3. 第2次試験 合格発表
    合格者には合格通知書を送付します。
    合格者の受験番号は、合格発表日の午前9時00分頃に、このサイトの合格発表において発表します。

裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補)

  1. 第2次試験 筆記試験
    政策論文試験(記述式)と専門試験(記述式)を実施します。
  2. 第2次試験 人物試験
    ・人物試験Ⅰ 個別面接を実施します。
    ・人物試験Ⅱ 集団討論及び個別面接を実施します。

裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官)

  1. 第2次試験 人物試験
    個別面接を実施します。

7. 第3次試験

裁判所職員採用総合職試験(裁判所事務官)

  1. 第3次試験 人物試験
    集団討論及び個別面接を実施します。

8. 最終合格発表

合格者には合格通知書を送付します。

合格者の受験番号は、合格発表日の午前9時00分頃に、このサイトの合格発表において発表します。

9. 採用候補者名簿に記載

最終合格者は、試験の種類ごとに最高裁判所が作成する採用候補者名簿(総合職試験(裁判所事務官)及び一般職試験の最終合格者については、各高等裁判所の管轄区域ごとに作成されます。)に高点順に記載されます。この名簿の有効期間は1年間です。

なお、名簿の順位については合格通知書でお知らせします。

10. 各裁判所への推薦

総合職試験(裁判所事務官)及び一般職試験の最終合格者については希望する勤務地を管轄する高等裁判所管内の裁判所を対象に、総合職試験(家庭裁判所調査官補)の最終合格者については全国の裁判所を対象に、勤務希望地、成績等を勘案の上、最終合格者を欠員のある裁判所に推薦します。

ただし、希望する勤務地又は各裁判所の欠員状況によっては、名簿の有効期間内に推薦(採用)されない場合もあります。また、総合職試験(裁判所事務官)及び一般職試験の最終合格者については、欠員状況等によっては、意向を確認の上、希望する勤務地を管轄する高等裁判所の管轄区域内の裁判所以外の裁判所に推薦される場合もあります。

11. 意向照会(面接等)、内定

推薦を受けた各裁判所は、採用諾否の意向照会をします。場合によっては、面接をすることもありますので、各裁判所の指示に従ってください。

12. 採用

原則として、試験を実施した翌年4月1日付で採用されます。

なお、総合職試験(家庭裁判所調査官補)の最終合格者が家庭裁判所調査官補として採用されると、全国の各家庭裁判所に配属され、直ちに裁判所職員総合研修所に入所し、約2年間にわたり家庭裁判所調査官に任命されるための養成研修を受けます。