裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
昭和27(う)939
- 事件名
麻薬取締法違反被告事件
- 裁判年月日
昭和27年7月1日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第一刑事部
- 結果
破棄差戻
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第5巻7号1111頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
控訴裁判所が審理不尽に基く理由不備を理由として原判決を破棄差戻した場合の原裁判所の措置
- 裁判要旨
控訴裁判所が原判決には審理不尽に基く理由不備ありとしてその審理を尽さねばならない要点につき相当詳細に説示して破棄差戻した場合において、原裁判所は、たとえ訴訟当事者が他に立証なしと述べたにしても自ら進んで適当な証拠調を実施して事案の真相を明らかにすべきものであつて、ただちに審理を終結するが如きは、その措置において妥当を欠くものである。
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