5月22日、タイ最高裁判所のチョティワット・ルーンブラサート長官が戸倉三郎長官と深山卓也裁判官を表敬訪問しました。

冒頭、戸倉長官が、これまでも多角的な司法交流を続けてきたタイからチョティワット長官を深山裁判官とともにお迎えすることができたことを大変うれしく思うと述べられると、チョティワット長官も、日本とタイの司法交流をさらに強化していきたいなどと応じました。

また、戸倉長官が、裁判手続のデジタル化について、テクノロジーを活用することに加え、裁判手続を抜本的に変革することの重要性を指摘すると、チョティワット長官も、裁判官も裁判所職員も仕事のやり方を抜本的に変えていかなければならないなどと意見を述べられました。さらに、戸倉長官から、チョティワット長官に対し、タイにおける裁判の迅速化に向けた取り組みについて質問するなど、活発な意見交換が行われました。