英国(イングランド・ウェールズ)記録長官オンライン講演会について

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 令和4年3月18日、イングランド・ウェールズ記録長官であるジェフェリー・ヴォス卿を講師にお迎えし、オンライン講演会が行われました。この講演会は、日本の裁判所がデジタル化の検討を進める中で、英国の取組を参考にするために開催されたもので、日本各地の裁判所の裁判官や裁判所職員がオンラインで聴講しました。

 冒頭では、大谷直人最高裁長官が開会挨拶を行い、「日本のデジタル化の検討を進める上で、先んじてデジタル化を推進してきた他国の裁判所の取組を参考にすることはとても有効です。」と述べました。

写真(大谷長官とヴォス記録長官)

 講演会では、ジェフェリー・ヴォス記録長官が、イングランド・ウェールズ司法のデジタル化の軌跡及び今後の展望をテーマとして講演し、オンライン申立てや申立前ポータル、デジタル化における課題が紹介されたほか、質疑応答ではデジタル化後の裁判所の役割やAI技術の活用についても話題が及びました。

写真(質問者とヴォス記録長官)

 講演会を通じて、日本の裁判所は、英国(イングランド・ウェールズ)司法のIT化の取組についての理解を深めました。

写真(司会者とヴォス記録長官)