昭和30(あ)803

 傷害

 昭和32年4月23日

 最高裁判所第三小法廷

 決定

 棄却

 刑集　第11巻4号1393頁

 福岡高等裁判所

 昭和30年2月2日

 胸部打撲痛と身体傷害

 他人の身体に対する暴行により、その胸部に疼痛を生ぜしめたときは、たとい、外見的には皮下溢血、腫脹または肋骨骨折等の打撲痕は認められないにしても、身体傷害にあたるものと解すべきである。

 刑法204条

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