裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和50(あ)1339
- 事件名
業務上過失傷害、殺人、死体遺棄
- 裁判年月日
昭和53年3月22日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
決定
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第32巻2号381頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和50年5月26日
- 判示事項
業務上過失傷害罪と殺人罪とが併合罪の関係にあるとされた事例
- 裁判要旨
人を熊と誤認して猟銃を二発発射し下腹部等に命中させて瀕死の重傷を負わせたという業務上過失傷害の罪と、誤射に気がつき殺意をいだいてさらに猟銃を一発発射し胸部等に命中させて即死させたという殺人の罪とは、併合罪の関係にある。
- 参照法条
刑法45条,刑法199条,刑法211条前段
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