裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和50(あ)277
- 事件名
通貨変造、窃盗
- 裁判年月日
昭和50年6月13日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第29巻6号375頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和49年12月26日
- 判示事項
通貨変造罪が成立するとされた事例
- 裁判要旨
被告人が、行使の目的をもつて真正な日本銀行券一、〇〇〇円券二枚を用い、これを表裏にはがし、切断し、糊付けする等原判示の方法(原判決参照)により、真正な日本銀行券一、〇〇〇円券を四つ折又は八つ折にしたものと思い誤らせる程度の外観、手ざわりを備えた六片の物件を作出したときは、通貨変造罪が成立する。
- 参照法条
刑法148条1項
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