裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
平成11(あ)96
- 事件名
詐欺被告事件
- 裁判年月日
平成12年7月12日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
決定
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第54巻6号513頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
平成10(う)1413
- 原審裁判年月日
平成10年12月9日
- 判示事項
相手方の同意を得ないで相手方との会話を録音したテープの証拠能力が認められた事例
- 裁判要旨
詐欺の被害を受けたと考えた者が、相手方の説明内容に不審を抱き、後日の証拠とするため、相手方との会話を録音することは、たとえそれが相手方の同意を得ないで行われたものであっても、違法ではなく、その録音テープの証拠能力は否定されない。
- 参照法条
刑訴法317条
- 全文