裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和42(オ)301
- 事件名
占有回収請求
- 裁判年月日
昭和44年12月2日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
民集 第23巻12号2343頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
昭和38(ネ)2465
- 原審裁判年月日
昭和41年12月8日
- 判示事項
民法二〇三条但書の趣旨
- 裁判要旨
民法二〇三条但書は、占有を奪われた者が、占有回収の訴を提起して勝訴し、現実にその物の占有を回復した場合に、占有の継続を擬制する趣旨と解するのが相当である。
- 参照法条
民法203条
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