裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和46(オ)247
- 事件名
損害賠償請求
- 裁判年月日
昭和47年5月30日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
破棄差戻
- 判例集等巻・号・頁
民集 第26巻4号939頁
- 原審裁判所名
仙台高等裁判所
- 原審事件番号
昭和43(ネ)122
- 原審裁判年月日
昭和45年12月15日
- 判示事項
加害車両が被害者たる歩行者に接触しなくても車両の運行と歩行者の受傷との間に相当因果関係があるとされた事例
- 裁判要旨
加害車両の運行が被害者たる歩行者の予測を裏切るような常軌を逸したものであつて、歩行者が、これによつて危難を避けるべき方法を見失い転倒して受傷するなど、衝突にも比すべき事態によつて傷害を受けた場合には、車両が歩行者に接触しなくても、車両の運行と歩行者の受傷との間に相当因果関係があると解すべきである。
- 参照法条
民法709条
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