裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和31(オ)215
- 事件名
慰藉料、損害賠償請求
- 裁判年月日
昭和33年8月5日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
民集 第12巻12号1901頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和30年11月26日
- 判示事項
不法行為により身体を害された被害者の母の慰藉料請求が認容された事例。
- 裁判要旨
不法行為により身体を害された者の母は、そのために被害者が生命を害されたときにも比肩すべき精神上の苦痛を受けた場合、自己の権利として慰藉料を請求しうるものと解するのが相当である。
- 参照法条
民法709条,民法710条,民法711条
- 全文