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最高裁判所判例集

事件番号

 昭和38(オ)1238

事件名

 約束手形金請求

裁判年月日

 昭和39年4月3日

法廷名

 最高裁判所第二小法廷

裁判種別

 判決

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 民集 第18巻4号513頁

原審裁判所名

 大阪高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

 昭和38年7月22日

判示事項

 唯一の証拠方法を取り調べなくても違法でないとされた事例。

裁判要旨

 当事者が証人および当該当事者本人の尋問を申請したが、二度にわたり指定した右証拠調を行うべき口頭弁論期日に右両名とも出頭せず、また、二度目の口頭弁論期日には右当事者の訴訟代理人も出頭せず、その不出頭の理由を釈明したなんらの書面の提出もなかつたときは、右証人および当事者本人の尋問が右当事者主張の抗弁事実立証のための唯一の証拠方法であつても、その取調べをしないで審理を終結することは違法ではない。

参照法条

 民訴法259条

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