裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和40(オ)821
- 事件名
株主総会決議無効請求
- 裁判年月日
昭和42年7月25日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
民集 第21巻6号1669頁
- 原審裁判所名
大阪高等裁判所
- 原審事件番号
昭和38(ネ)1816
- 原審裁判年月日
昭和40年3月24日
- 判示事項
一 株主総会の決議の成立と採決手続を経ることの要否
二 営業を譲渡する会社の株主が譲受会社の代表取締役である場合と営業譲渡の議案についてのいわゆる特別利害関係人
- 裁判要旨
一 株主総会の決議は、定款に別段の定めがないかぎり、その議案に対する賛成の議決権数が決議に必要な数に達したことが明白になつた時に成立するものと解すべきであつてかならずしも挙手、起立、投票などの採決の手続をとることを要しない。
二 営業の譲渡に関する株主総会の決議について、譲渡会社の株主が譲受会社の代表取締役であつても、ただちにその株主が商法第二三九条第五項のいわゆる特別利害関係人にあたるとはいえない。
- 参照法条
商法239条1項,商法239条5項,商法245条1項1号
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