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最高裁判所判例集

事件番号

 昭和41(オ)1281

事件名

 債務不存在確認等請求

裁判年月日

 昭和43年11月13日

法廷名

 最高裁判所大法廷

裁判種別

 判決

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 民集 第22巻12号2526頁

原審裁判所名

 東京高等裁判所

原審事件番号

 昭和39(ネ)1495

原審裁判年月日

 昭和41年9月9日

判示事項

 債務者が利息制限法所定の制限をこえる利息・損害金を任意に支払つた場合における超過部分の充当による元本完済後の支払額の返還請求の許否

裁判要旨

 利息制限法所定の制限をこえる金銭消費貸借上の利息・損害金を任意に支払つた債務者は、制限超過部分の充当により計算上元本が完済となつたときは、その後に債務の存在しないことを知らないで支払つた金額の返還を請求することができる。

参照法条

 利息制限法1条,利息制限法4条,民法705条

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