裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和23(れ)1106
- 事件名
放火
- 裁判年月日
昭和24年2月22日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第3巻2号198頁
- 原審裁判所名
仙台高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和23年6月25日
- 判示事項
刑法第一〇八條の既遂罪に該る一場合
- 裁判要旨
右劇場には、人が寝泊りしていることを被告人が知つていたこと、及び、放火の結果、既に獨立燃燒の程度に達する燒毀のあつたことも、右證據に照してあきらかであるから、原判決が、被告人の右の所爲に對して、刑法第一〇八條の既遂罪をもつて、問擬したのは正當である。
- 参照法条
刑法108條
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