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最高裁判所判例集

事件番号

 昭和25(れ)1870

事件名

 強盗殺人

裁判年月日

 昭和26年4月5日

法廷名

 最高裁判所第一小法廷

裁判種別

 判決

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 刑集 第5巻5号809頁

原審裁判所名

 福岡高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

 昭和25年9月19日

判示事項

 自白の補強証拠は間接証拠で足りるか

裁判要旨

 しかし、所謂自白の補強証拠としては、主として犯罪の客観的方面に関するものであり、自白の真実性を裏附けするに足るものであれば十分であつて、その間接的証拠であると直接的証拠であるとを問わないものと解すべきである。この見解は既に当裁判所大法廷の判例によつて判示せられている(昭和二三年(れ)第七七号同二四年五月一八日判例集三巻六号七三四頁、同二三年(れ)第一一二号同年七月一四日判例集二巻八号八七六頁参照)。

参照法条

 憲法38条3項,刑訴応急措置法10条3項

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