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最高裁判所判例集

事件番号

 昭和26(れ)1931

事件名

 誣告、名譽毀損

裁判年月日

 昭和27年3月7日

法廷名

 最高裁判所第二小法廷

裁判種別

 判決

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 刑集 第6巻3号441頁

原審裁判所名

 大阪高等裁判所

原審事件番号

原審裁判年月日

 昭和26年6月15日

判示事項

 被告人の防禦権の行使と名誉毀損罪の成立

裁判要旨

 誣告被告事件の公判廷において、被告人が弁解として故意に虚偽の事実を陳述して、公然誣告の相手方の名誉を毀損することは、被告人としての防禦権を濫用するものであつて、その行為につき名誉毀損罪が成立する。

参照法条

 旧刑訴法135条,旧刑訴法338条,刑法230条,刑法35条

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