裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和29(あ)546
- 事件名
犯人蔵匿
- 裁判年月日
昭和29年9月30日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
決定
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第8巻9号1575頁
- 原審裁判所名
福岡高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和29年1月26日
- 判示事項
犯人蔵匿罪の成立と法廷刑が罰金以上の刑であることの認識の要否
- 裁判要旨
被告人において被蔵匿者が密入国者であることを認識してこれを蔵匿した以上、その刑が罰金以上であることの認識がなくても、犯人蔵匿罪が成立する。
- 参照法条
刑法103条,刑法38条1項,刑法38条3項,出入国管理令70条
- 全文