裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和22(れ)169
- 事件名
殺人
- 裁判年月日
昭和23年2月18日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
刑集 第2巻2号104頁
- 原審裁判所名
東京高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和22年9月13日
- 判示事項
一 他人を介してなした自首の効力
二 自首した事實を判示すること要否
- 裁判要旨
一 自首は必ずしも犯人みずからする必要なく、他人を介して自己の犯罪を官に申告したときも有効である。
二 裁判所が自首減軽する必要がないと思つたときは、たとえ自首の事實があつても、特にこれを判決に示す必要はない。
- 参照法条
刑法42條1項,刑訴法360條2項
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