昭和35(あ)636

 重過失致死、道路交通取締法違反

 昭和37年5月2日

 最高裁判所大法廷

 判決

 その他

 刑集　第16巻5号495頁

 東京高等裁判所

 昭和35年2月10日

 一　道路交通取締法施行令第六七条第二項にいう「事故の内容」の意義
二　同条項中事故の内容の報告義務を定めた部分の合憲性。

 一　道路交通取締法施行令第六七条第二項にいう「事故の内容」とは、その発生した日時、場所、死傷者の数及び負傷の程度並に物の損壊及びその程度等交通事故の態様に関する事項を指すものと解すべきである。
二　同条項中事故の内容の報告義務を定めた部分は、憲法第三八条第一項に違反しない。

 道路交通取締法24条1項，道路交通取締法28条1号，同法施行令67条1項，同法施行令67条2項，憲法38条1項

• 全文