裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
平成14(受)399
- 事件名
預託金返還請求事件
- 裁判年月日
平成16年2月20日
- 法廷名
最高裁判所第二小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
破棄差戻
- 判例集等巻・号・頁
民集 第58巻2号367頁
- 原審裁判所名
大阪高等裁判所
- 原審事件番号
平成13(ネ)2776
- 原審裁判年月日
平成13年12月7日
- 判示事項
ゴルフ場の営業の譲受人が譲渡人の用いていた預託金会員制のゴルフクラブの名称を継続して使用している場合における譲受人の預託金返還義務の有無
- 裁判要旨
預託金会員制のゴルフクラブの名称がゴルフ場の営業主体を表示するものとして用いられている場合において,ゴルフ場の営業の譲渡がされ,譲渡人が用いていたゴルフクラブの名称を譲受人が継続して使用しているときには,譲受人が譲受後遅滞なく当該ゴルフクラブの会員によるゴルフ場施設の優先的利用を拒否したなどの特段の事情がない限り,譲受人は,商法26条1項の類推適用により,会員が譲渡人に交付した預託金の返還義務を負う。
- 参照法条
商法26条1項
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