裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和47(オ)89
- 事件名
約束手形金請求
- 裁判年月日
昭和47年4月25日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集民 第105号863頁
- 原審裁判所名
名古屋高等裁判所
- 原審事件番号
昭和44(ネ)236
- 原審裁判年月日
昭和46年10月6日
- 判示事項
手形の裏書が抹消されたものではないとされた事例
- 裁判要旨
手形の裏書欄中、裏書人の名下の捺印部分に重ねて、同印の約三分の一の直径の、通常会計帳簿に使用される「済」なる印が青色インクで押捺されているが、裏書人の記名は存置されていて、判示のようなこれを抹消する通常の手段がとられていない場合には、右裏書は抹消されたものではない。
- 参照法条
手形法16条1項
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