裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和54(オ)296
- 事件名
預金払戻
- 裁判年月日
昭和54年9月25日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集民 第127号475頁
- 原審裁判所名
大阪高等裁判所
- 原審事件番号
昭和52(ネ)774
- 原審裁判年月日
昭和53年11月29日
- 判示事項
定期預金の期限前払戻につき民法四七八条による免責が認められた事例
- 裁判要旨
定期預金の期限前払戻を請求した者が、預金証書と届出印鑑を所持しているほか、年末資金として預金の一部を必要とすることと残額を再び預け入れることを申し入れ、払戻請求書に預金者の住所をほぼ正確に記載したなど原判示の事実関係のもとでは、払戻しをした銀行の係員に過失がなく、払戻は債権の準占有者に対する弁済として有効である。
- 参照法条
民法478条,民法666条
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