裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和62(オ)721
- 事件名
離婚請求事件
- 裁判年月日
昭和63年4月7日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
破棄差戻
- 判例集等巻・号・頁
集民 第154号1頁
- 原審裁判所名
大阪高等裁判所
- 原審事件番号
昭和61(ネ)2452
- 原審裁判年月日
昭和62年3月27日
- 判示事項
有責配偶者からの離婚請求が長期間の別居等を理由として認容すべきであるとされた事例
- 裁判要旨
有責配偶者からされた離婚請求であつても、夫婦が二八年間別居し、その間に未成熟子がいないときには、相手方配偶者が離婚によつて精神的・社会的・経済的に極めて苛酷な状態におかれる等離婚請求を認容することが著しく社会正義に反するといえるような特段の事情のない限り、認容すべきである。
- 参照法条
民法1条2項,民法770条
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