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最高裁判所判例集

事件番号

 平成11(受)602

事件名

 保証債務請求事件

裁判年月日

 平成14年7月11日

法廷名

 最高裁判所第一小法廷

裁判種別

 判決

結果

 破棄自判

判例集等巻・号・頁

 集民 第206号707頁

原審裁判所名

 東京高等裁判所

原審事件番号

 平成10(ネ)2062

原審裁判年月日

 平成11年2月9日

判示事項

 商品代金の立替払契約に基づく債務の保証人の意思表示に要素の錯誤があるとされた事例

裁判要旨

 特定の商品の代金について立替払契約が締結され,同契約に基づく債務について保証契約が締結された場合において,立替払契約は商品の売買契約が存在しないいわゆる空クレジット契約であって,保証人は,保証契約を締結した際,そのことを知らなかったなど判示の事実関係の下においては,保証人の意思表示には法律行為の要素に錯誤がある。

参照法条

 民法95条,民法446条

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