裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
平成1(オ)375
- 事件名
損害賠償
- 裁判年月日
平成3年10月15日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
破棄差戻
- 判例集等巻・号・頁
集民 第163号355頁
- 原審裁判所名
福岡高等裁判所 宮崎支部
- 原審事件番号
昭和63(ネ)46
- 原審裁判年月日
- 判示事項
一 調書に判決言渡期日の記載がないときと判決言渡の証明
二 上告理由書で調書の瑕疵が指摘された後に作成された更正調書の証明力
- 裁判要旨
一 判決言渡期日の調書に言渡年月日時刻の記載がないときは、判決が適法に言い渡されたことを証明することができない。
二 判決言渡期日の調書に言渡年月日時刻の記載がないことを上告理由書で指摘された後に右年月日時刻を記載して作成された更正調書によっては、判決が適法に言い渡されたことを証明することができない。
- 参照法条
民訴法142条,民訴法143条1項,民訴法147条,民訴法387条,民訴法396条
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