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最高裁判所判例集

事件番号

 昭和53(オ)1101

事件名

 認知無効等

裁判年月日

 昭和54年3月30日

法廷名

 最高裁判所第二小法廷

裁判種別

 判決

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 集民 第126号401頁

原審裁判所名

 東京高等裁判所

原審事件番号

 昭和51(ネ)2479

原審裁判年月日

 昭和53年6月13日

判示事項

 認知の届出が受理された当時認知者が意識を失つていた場合と認知の届出の効力

裁判要旨

 甲、乙間に血縁上の父子関係があり、甲が乙を認知する意思を有し、かつ、甲から他人に対し認知届出の委託がされていたときは、届出が受理された当時甲が意識を失つていたとしても、その届出の前に翻意したなど特段の事情のない限り、右届出の受理により認知は有効に成立する。

参照法条

 民法779条,民法781条

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