裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
昭和23(れ)1680
- 事件名
殺人、強盗未遂、窃盗、住居侵入、公務執行妨害
- 裁判年月日
昭和24年2月24日
- 法廷名
最高裁判所第一小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
棄却
- 判例集等巻・号・頁
集刑 第7号575頁
- 原審裁判所名
名古屋高等裁判所
- 原審事件番号
- 原審裁判年月日
昭和23年5月19日
- 判示事項
殺人の結果に對する未必の故意と殺人罪の成立
- 裁判要旨
被告人は巡査部長を射撃して、同人が被告人を追つかけることのできないようにしようと思つて、ことによつたら同人を射殺す結果になるかも知れないが、それもやむを得ないと考へ、ピストルを同人に向け發射し、同人が死んでしまつたのであるから、被告人が殺人罪に問われるのは當然である。
- 参照法条
刑法199條,刑法38條1項
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