裁判例結果詳細
最高裁判所判例集
- 事件番号
平成25(受)78
- 事件名
不当利得返還請求事件
- 裁判年月日
平成26年7月29日
- 法廷名
最高裁判所第三小法廷
- 裁判種別
判決
- 結果
破棄差戻
- 判例集等巻・号・頁
集民 第247号127頁
- 原審裁判所名
名古屋高等裁判所
- 原審事件番号
平成24(ネ)405
- 原審裁判年月日
平成24年10月25日
- 判示事項
元利均等分割返済方式によって返済する旨の約定で金銭消費貸借契約が締結された場合において,借主から約定の毎月の返済額を超過する額の支払がされたときの充当関係
- 裁判要旨
元利均等分割返済方式によって返済する旨の約定で金銭消費貸借契約が締結された場合において,借主から約定の毎月の返済額を超過する額の支払がされたときには,当該超過額を将来発生する債務に充当する旨の当事者間の合意があるなど特段の事情のない限り,当該超過額は,その支払時点での残債務に充当され,将来発生する債務に充当されることはない。
(補足意見がある。)
- 参照法条
民法488条
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