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最高裁判所判例集

事件番号

 平成28(行ヒ)14

事件名

 特別支給の老齢厚生年金決定取消請求事件

裁判年月日

 平成29年4月21日

法廷名

 最高裁判所第二小法廷

裁判種別

 判決

結果

 破棄自判

判例集等巻・号・頁

 民集 第71巻4号726頁

原審裁判所名

 東京高等裁判所

原審事件番号

 平成26(行コ)479

原審裁判年月日

 平成27年9月9日

判示事項

 厚生年金保険法附則8条の規定による老齢厚生年金について厚生年金保険法(平成24年法律第63号による改正前のもの)43条3項の規定による年金の額の改定がされるために同項所定の期間を経過した時点において当該年金の受給権者であることの要否

裁判要旨

 厚生年金保険法附則8条の規定による老齢厚生年金について厚生年金保険法(平成24年法律第63号による改正前のもの)43条3項の規定による年金の額の改定がされるためには,被保険者である当該年金の受給権者が,その被保険者の資格を喪失し,かつ,被保険者となることなくして被保険者の資格を喪失した日から起算して1月を経過した時点においても,当該年金の受給権者であることを要する。

参照法条

 厚生年金保険法(平成24年法律第63号による改正前のもの)43条3項,厚生年金保険法附則8条

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