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最高裁判所判例集

事件番号

 平成30(受)1583

事件名

 遺産分割後の価額支払請求事件

裁判年月日

 令和元年8月27日

法廷名

 最高裁判所第三小法廷

裁判種別

 判決

結果

 棄却

判例集等巻・号・頁

 民集 第73巻3号374頁

原審裁判所名

 東京高等裁判所

原審事件番号

 平成29(ネ)4859

原審裁判年月日

 平成30年5月24日

判示事項

 相続の開始後認知によって相続人となった者が遺産の分割を請求しようとする場合において他の共同相続人が既に当該遺産の分割をしていたときの民法910条に基づき支払われるべき価額の算定の基礎となる遺産の価額

裁判要旨

 相続の開始後認知によって相続人となった者が遺産の分割を請求しようとする場合において,他の共同相続人が既に当該遺産の分割をしていたときは,民法910条に基づき支払われるべき価額の算定の基礎となる遺産の価額は,当該分割の対象とされた積極財産の価額である。

参照法条

 民法910条

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