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裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
平成3(う)838
- 事件名
詐欺被告事件
- 裁判年月日
平成3年10月29日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第一〇刑事部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第44巻3号212頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
起訴されていない犯罪事実を実質上処罰する趣旨で量刑をした疑いがあるときと破棄理由
- 裁判要旨
量刑理由中で、起訴されていない犯罪事実を公訴事実と一体のものとしてその犯行回数、被害金額を詳細に認定し、犯行態様、臨取品の処分先、被害弁償状況についても両者を一体として論じる等している原判決(判文参照)には、起訴されていない犯罪事実を実質上処罰する趣旨で量刑をした疑いがあり、右は訴訟手続の法令違反に当たる。
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