文字サイズの調整について
裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
昭和49(う)1329
- 事件名
遺失物横領、道路交通法違反、有印私文書偽造、同行使被告事件
- 裁判年月日
昭和49年8月29日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第八刑事部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第27巻4号374頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
他人の氏名を冒用して受けた略式命令は冒用者に効力を生じない
- 裁判要旨
道路交通法違反事件の犯人が被疑者として取調を受けた際、実在する他人の氏名を冒用したため、被冒用者を被告人と表示した略式命令が発せられたときは、たとえ冒用者において右略式命令の交付送達を受け、罰金を仮納付した場合でも、その略式命令は被冒用者に対するものであつて、冒用者には効力を生じない。
- 全文