裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
昭和40(う)2088
- 事件名
商法違反等被告事件
- 裁判年月日
昭和42年10月17日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第十刑事部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第20巻5号643頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
商法第四九四条第一項第一号第二項の法意
- 裁判要旨
いわゆる「総会荒し」「総会屋」「総会ゴロ」など、その通称のいかんを問わず、いやしくも株主として正当に権利を行使する意思なく、株主総会において発言し、議決権を行使し、或は他の株での正当な発言、議決権の行使を妨害することなどの依頼をうけて、これらにつき財産上の利益の収受、供与関係が生ずれば、商法第四九四条第一項第一号、第二項違反罪が成立する。
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