裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
昭和34(ネ)1098
- 事件名
預金返還請求事件
- 裁判年月日
昭和37年9月20日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第一三民事部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第15巻7号491頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
別段預金の性質
- 裁判要旨
一般に銀行において取り扱う別段預金なるものは、諸種の銀行業務に随伴して生じた未決済、未整理の一時的保管金その他の預り金で、通常の預金種目で取り扱うのが適当でないものを便宜上処理しておく預金種目であつて、その口座の名義人が銀行に対して右口座記載の金員についての返還請求権を持つかどうかは、各個の場合の内容に応じてこれを判定するの外はない。
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