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高等裁判所 判例集

事件番号

 昭和34(う)1991

事件名

 監禁致傷恐喝監禁銃砲刀剣類所持禁止法違反被告事件

裁判年月日

 昭和34年12月7日

裁判所名・部

 東京高等裁判所  第五刑事部

結果

高裁判例集登載巻・号・頁

 第12巻10号980頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

 不法監禁罪において途中からこれに加担した者は、加担前の監禁をも含めてその一全部について資任を有するか

裁判要旨

 他人が不法監禁されているとき、途中からその加害者の犯行を認識しながらこれと犯意を共通して右監禁状態を利用しみずからもその監禁を続けた場合は、いわゆる承継的共同正犯として、加担前の監禁をも含めて全部について責任がある。

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