裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
昭和33(う)2616
- 事件名
関税法違反物品税法違反被告事件
- 裁判年月日
昭和34年4月4日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第一〇刑事部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第12巻4号431頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
一、 関税法第一一八条第二項による追徴額中には関税を含むか
二、 犯罪貨物に関し追徴額を算定するには貨物買受について支出した代金を控除すべきか
三、 公訴棄却の主張と刑訴第三三五条第二項
- 裁判要旨
一、 関税法第一一八条第二項による追徴額中には、関税をも含ましめるのが相当である。
二、 犯罪貨物に関し右追徴額を算定するには、右貨物買受について支出した代金を控除すべきではない。
三、 公訴棄却の主張は、刑訴第三三五条第二項の主張にはあたらない。
- 全文