裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
昭和29(ネ)2068
- 事件名
預金支払請求事件
- 裁判年月日
昭和30年9月20日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第四民事部
- 結果
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第8巻7号479頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
偽造小切手支払に関する商慣習
- 裁判要旨
「銀行所定の小切手用紙を使用して偽造した当座小切手について、その取引銀行が相当注意をしても偽造の署名が極めて巧妙でその真偽の鑑別がむずかしかつたため、この小切手が偽造であることを知ることができないで支払つたときは、その損失は、銀行の責任を免除する旨の特約の有無にかかわらず、支払銀行は負担しない」という商慣習が存在する。
- 全文