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裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
昭和27(う)2831
- 事件名
猥褻物公然陳列被告事件
- 裁判年月日
昭和27年12月18日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第三刑事部
- 結果
棄却
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第5巻12号2314頁
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 判示事項
公然猥褻罪の成立する事例
- 裁判要旨
甲男が乙女と相談の上、乙女をしてキヤバレー内ホールにおいて数十名の観客の取り巻く裡に、腰部に白色のサロン一枚を纒い、胸部に乳バンド一本を着けたのみの半裸体で立ち現われ、「マニヒニメレ」と題するジヤズ演奏に合わせて臀部をことさらに動かすいわゆるフラダンスを踊りながら、先ず乳バンドを取り去り次いでサロンを脱ぎ捨て陰部を露出した後さらに両脚を交互に挙げ両股を開いたまま臀部を床に着ける等の挙措をさせた所為は公然猥褻の罪を構成し猥褻物公然陳列の罪に該当しない。
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