昭和37(ネ)377

 懲戒処分無効確認等請求事件

 昭和38年12月10日

 福岡高等裁判所 　第三民事部

 第16巻9号864頁

 一、　労働基準法第四一条第三号の「断続的労働に従事なる者」の範囲
二、　労働基準法施行規則第二三条の合憲性

 一、　労働基準法第四一条第三号の「断続的労働に従事する者」には、他の業務を本務とし附随的に断続的労働に従事する場合をもこれに含む。
二、　労働基準法施行規則第二三条は、法第四一条第三号の継続的労働のうち宿日直という特殊のものにつき同号所定の許可申請手続を定めたもので憲法第二七条第二項に違反しない。

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