裁判例結果詳細
高等裁判所 判例集
- 事件番号
平成22(う)1513
- 事件名
覚せい剤取締法違反被告事件
- 裁判年月日
平成22年11月8日
- 裁判所名・部
東京高等裁判所 第5刑事部
- 結果
棄却
- 高裁判例集登載巻・号・頁
第63巻3号4頁
- 原審裁判所名
東京地方裁判所
- 原審事件番号
平成22特(わ)409
- 判示事項
警察官が強制採尿令状の請求手続に取りかかった後被疑者を職務質問の現場に留め置いた措置は違法不当とはいえないとされた事例
- 裁判要旨
警察官が覚せい剤の自己使用の嫌疑のある被疑者を職務質問の開始から強制採尿令状の提示まで約4時間にわたり職務質問の現場に留め置いた措置は,職務質問の開始から約40分間が経過した時点で強制採尿令状の請求手続に取りかかっていたことなどからすれば,違法,不当とはいえない。
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