裁判例結果詳細
下級裁裁所 裁判例速報
- 事件番号
平成17(ワ)1506
- 事件名
損害賠償請求(医療事件)
- 裁判年月日
平成19年9月27日
- 裁判所名・部
名古屋地方裁判所 民事第4部
- 結果
- 原審裁判所名
- 原審事件番号
- 原審結果
- 判示事項の要旨
急性喉頭蓋炎に罹患し,頸部に著しい腫脹があった患者について,気管切開の経験が豊富な被告病院担当医師が,緊急時に備えて輪状甲状靱帯穿刺キットを用意しつつ,確実に気道確保ができる気管切開を選択したことが不合理な判断であったとはいえず,また,患者が窒息後そのまま気管切開を続行したことも,頸部の腫脹により輪状甲状靱帯の位置の特定が容易ではなかったという事実関係の下では不合理なものであるとはいえないとして,原告らの請求がいずれも棄却された事例
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