平成17(わ)3529

 殺人被告事件

 平成20年3月24日

 大阪地方裁判所 　第１２刑事部

 被害者の胸部及び腹部を果物ナイフ及びペティナイフで８回にわたり突き刺して殺害した殺人の事案について，被告人が犯行の数日前からアルコールを断続的に飲酒したことによって，犯行当時，複雑酩酊又は複雑酩酊とほぼ同等の状態にあったため，心神耗弱の状態にあったと認定した上で，被告人を懲役６年に処した事例。

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