裁判例結果詳細
行政事件 裁判例集
- 事件番号
昭和60(行ウ)15
- 事件名
選挙費用支出差止請求事件
- 裁判年月日
昭和60年6月25日
- 裁判所名
東京地方裁判所
- 分野
行政
- 判示事項
東京都議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区における議員の数に関する条例(昭和44年東京都条例第55号)の議員定数に関する定めが公職選挙法15条7項に違反することを理由に,右定めに従って施行することが予定されている都議会議員選挙につき,都知事を被告としてされた選挙の費用の支払差止請求が,都知事は,東京都選挙管理委員会の予算を執行するが,右選挙管理委員会の所掌事務を指揮監督する権限を有しないから,選挙が将来無効とされ,支出した金額がすベて無駄となることが明らかである場合など,そのまま支出すれば公金の支出自体が違法となることが明らかであると認められる場合でない限り,選挙の費用を支出しなければならないところ,本件では選挙の費用の支出自体が違法となることが明らかであるとはいえないとして,棄却された事例
- 裁判要旨
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