裁判例結果詳細
行政事件 裁判例集
- 事件番号
平成22(行ス)1
- 事件名
生活保護開始仮の義務付け決定に対する即時抗告事件(原審・那覇地方裁判所平成21年(行ク)第7号)(基本事件・那覇地方裁判所平成21年(行ウ)第26号生活保護開始申請却下取消等請求事件)
- 裁判年月日
平成22年3月19日
- 裁判所名
福岡高等裁判所 那覇支部
- 分野
行政
- 判示事項
生活保護申請を却下された者がした,生活扶助等の支給決定をすることの仮の義務付けを求める申立てが,認容された事例
- 裁判要旨
生活保護申請を却下された者がした,生活扶助等の支給決定をすることの仮の義務付けを求める申立てにつき,申立人は申請時において必要な生活費,家賃,医療費等に著しく不足する困窮状態にあり,同人の年齢や健康状態等も考慮すれば,生活扶助,住宅扶助及び医療扶助を受給しないことによる損害を金銭賠償のみによって甘受させることは社会通念上著しく不合理であって,償うことのできない損害を避けるための緊急の必要性が認められるなどとして,前記申立てを認容した事例
- 全文