裁判例結果詳細

事件番号

昭和53(行ウ)26

事件名

銃砲登録申請却下処分取消請求事件

裁判年月日

昭和55年10月27日

裁判所名

東京地方裁判所

分野

行政

判示事項

1 鉄砲刀剣類所持等取締法14条1項にいう「古式銃砲」の意義 2 古式銃砲の鑑定基準として,「日本製銃砲にあってはおおむね慶応3年以前に製造されたもの,外国製銃砲にあってはおおむね同年以前に我が国に伝来したもの」との要件を定める銃砲刀剣類登録規則(昭和33年文化財保護委員会規則第1号。昭和50年文部省令第4号による改正後)4条1項の規定が,銃砲刀剣類所持等取締法14条1項の趣旨を逸脱するものとされた事例 3 1878年ころアメリカ合衆国で製造されたピン打ち式・後装式短銃が,銃砲刀剣類所持等取締法14条1項所定の古式銃砲に当たるとされた事例

裁判要旨

1 銃砲刀剣類所持等取締法14条1項にいう「古式銃砲」とは,現在の銃砲に使用されている中心打撃式又は辺縁打撃式金属製薬きょう方式が採用される以前に現れた古い形式の点火機構による銃砲をいう。

全文

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