裁判例結果詳細

事件番号

平成6(ラ)1302

事件名

売却許可決定に対する執行抗告事件

裁判年月日

平成7年1月23日

裁判所名・部

東京高等裁判所 第一一民事部

結果

高裁判例集登載巻・号・頁

第48巻1号127頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

担保権実行としての競売手続において競売開始決定送達後に所有者が死亡したが相続人に対して入札期日及び売却決定期日の通知がされないまま売却許可決定に至った場合に売却の手続及び売却許可決定の手続に重大な誤りがあるとはいえないとされた事例

裁判要旨

担保権実行としての競売手続において、競売開始決定送達後に所有者が死亡したが、相続人に対して入札期日及び売却決定期日の通知がされないまま売却許可決定に至った場合に、執行裁判所は売却許可決定の直前に初めて所有者死亡の事実を知ったものであり、死亡した所有者あての通知は相続人の一人が受領し、他の相続人である抗告人が競売開始決定に対する異議の申立てをしている等判示の事情があるときほ、売却の手続及び売却許可決定の手続に重大な誤りがあるとはいえない。

全文

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