裁判例結果詳細

事件番号

昭和39(う)860

事件名

通貨偽造同行使等被告事件

裁判年月日

昭和39年7月22日

裁判所名・部

東京高等裁判所 第一一刑事部

結果

高裁判例集登載巻・号・頁

第17巻6号647頁

原審裁判所名

原審事件番号

判示事項

通貨変造に該るとされた一事例

裁判要旨

日本銀行券千円券を偽造する材料を得るため、日本銀行券千円券の上下左右いずれかの約四分の一宛を取り、残余の一部分をなお正常な千円券として行使する目的で、右欠損した部分にハトロン紙を貼付補充し、もつて、右欠損部分が流通の過程において自然的にか、または図らざる事情により欠損し、その欠損部分が所持人によリ善意で補修されたもののごとく作為する行為は、通貨である日本銀行券の変造に該る。

全文

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